日曜日の夜9時からのテレビドラマ「陸王」にハマっています。
最近は涙腺が緩くなったこともあり、毎回号泣です。
最近の日本の状況は、ホントに小さなことに目くじらを立てたり、実質ではなく形式を整えることが重視されるようになったりと、やたらナイーブな、出る杭が出てきにくい世界になっているようで、息苦しく感じることがあります。
人の熱い想いがつながっていき、大きなパワーになって、困難を乗り越えていくドラマって、なぜか、泣けます。
想い、熱い想いって大事だと思うし、世界を創ってきたのは想いだと思うのですが、そして、そういう想いを持った人たちは、私には恰好よく輝いて見えるのに、世間一般にはクールに小さくまとまっている方が恰好イイみたいな風潮になってませんか?
うちの娘もそうですが、若い世代を見ているとホントにそう感じます。
仕事でも、趣味でも、恋愛でも熱い想いを持って取り組めるのが若者の特権みたいなところもあったと思うのですが、何事にも傷つかないように、合格点を取れるように、っていうくらいのところで満足していないですかね?
これでは、アジアの国々と勝負できないよなぁ。
これまでは先人たちの頑張りの蓄積で日本は世界の中でそこそこの地位を築いてこられたけれど、もう貯えもそろそろなくなってきつつありますよ。
娘たちの世代では、アジア人のボスに使われる日本人がかなり増えると思います。
まだ、使ってもらえればいい方かもしれません。
この陸王を見ていると、ドラマの中ではありますが、まだまだ日本は捨てたものではないかもしれないな、という気分になり、元気が出ます。
ちなみに、最近はクラウドファンディングで自分の応援したいプロジェクトに資金提供をすることが容易になりました。
私も地方の廃校を活用したプロジェクトや、伝統技能を活用して今の人たちに受け入れられる作品を作って販売していき、結果として伝統技術を受け継いでいこうというプロジェクトを応援させていただいています。
陸王も今ならクラウドファンディングで資金調達できたかもしれません。