娘の学校では、毎年、国語の授業の一環で「中学国語スピーチ・ディベートコンテスト」を開催しています。
中1、中2は学年毎のテーマが決まっていて、各生徒はクラス内でそのテーマでスピーチをして、まずは予めクラス代表1名を決めるプロセスがあり、コンテスト本番ではクラス代表のみが全校生徒の前でスピーチすることになります。
うちの娘は、当然ながら 2年連続クラス代表に選ばれていません。
いやぁ~ 聴きたかったなぁ
娘のスピーチも、代表に選ばれた生徒さんのスピーチも。
そして、中3になるとクラス代表2名ずつ計10名が、ある議題に関して肯定派と否定派に分かれてディベートを行います。時間内により説得力のある論を展開した方が勝ちとなります。
今年の議題は「日本はベーシックインカムを導入すべきか」。
2030年よりベーシックインカムを導入することについて、肯定派と否定派で論を述べます。
前提として、
・ベーシックインカム制度とは、戸籍に基づいて、所得に関係なく、全日本国民に一律に給付するものとする。
・その金額は具体的に定めないが、物価を勘案し、生活に必要な最低限度の額とする。
・財源の一部は現在の社会保障制度を見直したお金で賄うものとし、足りない場合は増税で補うものとする。ただし、細かい税の内訳については考えないものとする。
とされていますので、準備の段階でいろいろなことを勉強するチャンスが与えられていると感じます。
例えば、「戸籍に基づいて」とは、「所得に関係なく」とは、「全日本国民に一律に」とは、それぞれどういう意味なのか、現行の「生活保護制度」や「年金制度」は財源や受給要件がどうなっているのか等々、自分で調べることで、本当に勉強になると思います。