日経ビジネス2018年3月19日号No.1933の見出しは、「大事なのは高校」。
ドキッとする見出しです。
「大学の画一化と高校の多様化に伴い、出身高校こそが採用段階で有能な人材かどうかを見抜く重要な判定材料になってきた」とあります。
生物学の視点で見ても「人は高校時代が9割」との仮説に裏付けがあるそうで、「一流大でもダメ社員」と「普通大なのに異才」の境界の見極めに出身高校フィルターが有効ではないかという展開です。
重要かどうかは別にして、採用に当たっては、これまでも出身大学だけでなく、出身高校も一応チェックしているところが多いのではないでしょうか。
企業だけなく、大学でもどの高校出身者が伸びているかチェックし、指定校推薦枠の分配に活用しているところが多いのではないでしょうか。
ちなみに、
人材輩出のポテンシャルの高い学校として取り上げらているのは、
長野県立野沢北高校
広尾学園高校
海陽中等教育学校
西大和学園高校
奈良県立奈良高校
異才排出、人材の卵の育成が得意な学校として取り上げられているのは、
大阪府立箕面高校
鴎友学園女子高校
静岡県立浜松北高校
関東国際高校
市立大阪ビジネスフロンティア高校(OBF高校)
都立多摩科学技術高校
かえつ有明高校
そして、なぜか、「ラクロス女子有能説」なる説まで開陳されています。
大丈夫か 日経ビジネス。