本日発売の日経ビジネス2018年6月25日号の巻頭「有訓無訓」のコーナーに渋谷教育学園の田村哲夫理事長(娘の学校の校長)が登場されています。
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〇少子高齢化、グローバル化の時代を生き抜くために、何よりも大事なのは「自己認識」に基づく「自己決定力」だと考えています。この思いから、自らの手で調べ、自らの頭で考える「自調自考」を開学以来の教育目標として掲げてきましたが、実践は簡単なことではありません。
〇民主主義は議論を重ねる必要があるから面倒くさいものです。でも、この「面倒くさい」にこそ真理が隠れています。
〇人は本来、情緒や思い込み、偏見などに身を委ねた方が楽に生きられるのですが、あえてこの不得意な「論理的思考」を追求し続けることで、理性を獲得して、成長してきました。例えばグローバル社会で多様性を受け入れるには、異質な存在を認めるために自分自身に一定の負荷をかける必要がありますよね。厄介な作業ではあっても、挑戦すべき典型例です。
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学校という「小社会」において、娘は「大社会」に出ていくため、面倒くさいこと、論理的思考の訓練をしているんだなぁ。。