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Channel: パンパン放流中 ~笑う門には福来る!~
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四谷大塚中学入試報告会

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雨の中、昨年も参加した四谷大塚中学入試報告会に行ってきました。

四谷大塚でいただける資料はなかなか充実しています。
太っ腹な四谷大塚は入試問題の過去問もネットで無料公開してくださっていますので、大変重宝しています。

教科ごとのポイント

【算数】
・難関校であっても基本事項の理解を問う問題が中心

 >水の深さ、グラフなど、変化をしっかり読み取る
 >場合の数など、与えられた条件を理解し、整理する
・応用力の養成は、
 >等しいものに注目
 >比べる力を身につける
 >小さい方、大きい方の一方に揃えて考える
 >色々な考え方、解き方に興味関心を持つ
 ことで培われる。

 
【国語】
・文章読解の問題文総文字数約7000字(昨年6600字)、一文章当たり約3600字
・記述問題の文字数は女子校340字、共学校150字(←共学校は記述が少ない)
・男子校の開成、栄光、芝、女子高の桜蔭、鴎友、学習院女子は全問記述
・筑駒、麻布、武蔵、暁星も記述問題がほとんど
・記述が多い印象の雙葉、フェリスの記述問題の割合は女子の平均並
・文章読解問題のうち記述問題は25%。ほとんどが問題文中の2ヶ所以上の接続、要約、自分の言葉で言い換え表現する問題。ほぼ丸ごと抜き出して解答させる問題、自分なりの経験や感想を書かせる小論文型の問題は少数。
・(国語が難しいとされている女子最難関の)桜蔭でも全文ではなく、出題部分周辺を読み取る問題が基本。
・漢字の書き取り、語句の意味用法はほとんどの学校で出題。漢字の書き取りが出題されなかったのは、昨年に引き続き東邦大東邦のみ。

【理科】
・中学受験の理科の問題は、1問1分。
・時事問題との関連での出題が多く、要チェック。今年は地球温暖化に絡めた生物と環境の問題、御嶽山の火山噴火の影響か大地の変化に関する問題、力学の問題、水溶液の問題が増加
・一方、昨年IPS細胞の関係で増えた人の体に関する問題、気象天気の変化に関する問題、光や音、中和の問題は減少。
・ガスバーナー、上皿天秤、磁石、発光ダイオード、手回し発電機、磁石などの使い方、これらを使った実験の問題は来年以降も出そう。
・理科の学習では、計算式を書くクセ、グラフの縦軸と横軸を理解するクセ、物事の本質を理解しようとする姿勢を身につけること。
・親が子どもに対して色々と問いかける。子どもが興味を持ったら一緒に調べる。そのうち、子どもに調べたことを教えてもらうようにもっていく。

【社会】
・全体の出題傾向は時事問題を切り口にオーソドックスな問題。
・分野別出題割合は、地理34%、歴史41%、政治・国際25%。地理では食糧問題、新幹線に絡めた出題、歴史では外交史や近現代史、政治・国際では、消費税や憲法の問題が目立った。
・来年の注目テーマは、エネルギー問題、燃料電池車、景気、財政、選挙権の年齢引き下げ、日韓国交50年、終戦70年、北陸・北海道新幹線。


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