「生物系」と言っても広すぎてつかみどころがありません。
人間に興味があるのか、動物なのか、植物なのか、細菌や微生物なのか、海洋生物なのかによっても違いますし、遺伝子なのか、タンパク質なのか、はたまた臭いの研究なんてのもあります。
全般的に、実験の拘束時間が長く、就職に不利といった話がネット上には溢れています。
理系全般に言えるのかもしれませんが、国立大学の方が充実しています。
東大、京大、旧帝大、東工大、筑波大あたり。
ほぼ偏差値順に高い方が良い感じです。
特に東大では世界レベルの研究が行われているようです。
さらに、首都圏では横国大、東京農工大、お茶の水女子大あたりにも生物系学科があります。それぞれの大学・研究室の研究内容に興味を持てるかどうか。
私立だと慶應。
早稲田、ICU、東京理大、東京農大などにも生物系学科があるにはあります。
IPS細胞や遺伝子改良などが最先端の研究イメージがありますが、下記のニュースにあるような研究分野もあるんですね。発展空間も大きそうです。
■地表生物とは明確に異なる
地下深部で生きる同様の奇妙な微生物は、火星など他の惑星の地底にも存在する可能性があるという。
日本の海洋研究開発機構(Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology、JAMSTEC)の稲垣史生(Fumio Inagaki)氏によると、大半の深部地下生物は地表の生物とは明確に異なるという。
JAMSTECの地球深部探査船「ちきゅう(Chikyu)」を使って海底深部まで掘削し、採取された試料は、科学者らに深部地下生物に関する詳細な観察をもたらした。稲垣氏はAFPに対し、「これらの微生物は非常に長い間、ただそこに存在していた」と述べた。
こうした古代の炭層から採取され、研究室へ持ち帰られた微生物や細菌にグルコースを与えると、一部は目覚めたという。
科学者らは深度5000メートルを超える地下でも生命体を発見しており、稲垣氏によると生命体の限界となる境界の在りかはまだ突き止められていないという。【翻訳編集】 AFPBB News