東京医大は昨年度23億円の私学助成金を受けていたそうですが、不正入試問題(もともとは文部科学省の役人の息子を入学させる代わりに補助金が助成されるよう便宜をはかってもらったという問題だったかと思いますが、いつの間にか女子の受験生を不当に不利に扱っていた問題にすり替わった感がありますよねぇ)をうけて、来年度は不交付=私学助成金ゼロになるそうです。
そして、どのような仕組みでそうなるのか分からないのですが、来年度ゼロ(△23億円)だと、再来年もゼロ(△23億円)、その次の年は75%減額(△23億円*3/4)、さらにその次の年は50%減額(△23億円*1/2)、そして、さらにその次の年は25%減額(△23億円*1/4)ということで、6年目にやっと元の助成水準に戻るのだとか。
もしそうだとすると、本来助成されたであろう私学助成金が、単純計算で△80.5億円貰えなくなるわけですから、学校経営への影響はかなり大きいのではないでしょうか。
1学年120人ですから、生徒が助成金の減額分を授業料でカバーするとなると、生徒1人当たり1118万円の負担増になるところ、大学側は逆に授業料を安くするようなことも検討しているようですから、どうなることでしょう。
ここは早稲田大学に吸収合併されるというのもアリなんじゃないでしょうか。