「有名中学入試問題集」、そして過去問対策を進めるにあたり、渋幕と渋渋の出題傾向に違いがあるのが、悩ましいなぁと。
両校の傾向がまったく一緒なのは理科のみ。
ともに思考力を試す問題を中心とし、受験勉強で得た知識をもとにして、高度な適応力を求める出題が多い「発展レベルのBタイプ」。
社会は両校ともABタイプですが、難易度は、渋幕>渋渋。
国語も両校ともABタイプですが、難易度は、渋渋>渋幕。
もっとも傾向が異なるのが、入試科目のなかでどの学校でもカギとなる算数。
渋幕は開成や灘の2日目の入試問題と同様、難易度の極めて高い演習量・処理能力と思考力がともに問われる発展レベルのABタイプ問題が出題されるのに対し、
渋渋は慶應普通部、豊島岡、東邦大東邦と同様の、問題演習の量と正確な処理能力が問われる応用レベルのAタイプ問題。
女子の場合、渋幕の算数対策をしようとすると、他の併願校で求められないレベルまで仕上げる必要があるため、結構な負担になってしまいそうです。
私は以前から、教育ママゴンは最近になって、渋幕より渋渋推しなんですが、娘はどちらかというと渋幕推しなので、今後どうしていくのか娘と話し合いが必要かもしれません。