毎年、「大逆転の合格」とか「奇跡の合格」と言われる合格があるそうです。
ま、あるでしょうね。
過去問対策などをしっかりやって、ヤマが当たれば受かるでしょう。
高嶺の花の中学に合格してもそこがゴールではないので、燃え尽きてしまっては意味がありません。
現に、大学付属に進学し、中高でも大学でも留年を繰り返し、普通の人の1.5倍の年月を経て卒業した人や、御三家に続く新御三家と言われる男子校に進学して中学で留年し、高校でも留年宣告され、結局自主退学から大検を経て大学に進学したという友人もいます。
今では立派な大人なので、本人が語るネタとしてはいいかもしれません。
そういう、学年で最下層の成績をとっている子達のことを「深海魚」と言うそうです。
入学時はトップ層だったけれど、どんどん落ち込むケースもあるでしょうが、やはり、「大逆転の合格」とか「奇跡の合格」と言われて合格した子が「深海魚」になる危険性大です。
もともと学力が劣っているのですから・・・。
昨年(2014)の第2回合格力判定サピックスオープンの偏差値別に、今年(2015年)の実際の入試の合格者と不合格者の割合を出し、合格可能性20%ライン偏差値を「深海魚予備軍偏差値」とします。
学校別の「深海魚予備軍偏差値」と「合格者最低偏差値」は次のとおりです。
深海魚予備軍 偏差値 | 合格者最低 偏差値 | |
浦和明の星 | 47 | 42 |
渋谷幕張 | 54 | 46 |
桜蔭 | 54 | 46 |
女子学院 | 52 | 48 |
雙葉 | 50 | 48 |
渋谷渋谷 | 49 | 44 |
慶応中等部 | 54 | 48 |
御三家に偏差値40台で合格している人もいるもんですねー
慶應中等部は深海魚でも学部を選ばなければ大学までいけるのでいいですよ。
桜陰に偏差値46で入ったらついていけないと思わないんでしょうかね???
うちの娘だったら絶対に受験させないですけど・・不思議です。