学校のパンフレットでOB/OGを紹介しているところがありますね。
大学、大学院に在学中のOB/OGを紹介している学校は割合多いのですが、
親世代のOB/OGまで紹介している学校は限られます。
いわゆる伝統校ならではの成せる業ではあるのですが、
卒業して何年経っても学校とのつながりを持てる学校であることは、
私学の価値だと思います。
ちなみに、
桜陰の2016年パンフレットでは、5名のOGが、
女子学院の2016年パンフレットでは、3名のOGが、
それぞれ紹介されています。
桜陰の5名は、医師、国家公務員、地方公務員、新聞記者、テレビ局勤務
女子学院の3名は、大学の社会学部教授、JAXA研究員、難民問題に取組むNPOの理事
コレだけを見ても両校の違いを感じたのは私だけでしょうか。
また、慶應中等部の女子がほぼ進学する慶應女子校のパンフレットには、
11名ものOGが紹介されていました!!!
その中には、
日本人女性初の宇宙飛行士・向井千秋さん、
芥川賞作家の朝吹真理子さん
なども。
こういうのを見てしまうと、
その学校に通えば自分の娘も同じように活躍できる大人に成長するのではないか、
と思えてしまうラベリング効果があると思います。
でも、とある学校のパンフレットに私の友人を発見!!
肩書きや経歴からはその人が幸せかどうかはわからないよなーー
と現実に引き戻してもらえたのでした。笑