埼玉入試まで1カ月を切っています。
東京入試までも1カ月ちょっとです。
もうすべての模試は終わり、あとは周りとの比較ではなく、
前を向いて自分がやるべき課題を最後までこなしていくだけです。
まさに、「最後の直線」です。
昨年の今頃を振り返ると、我が家の場合、
サピックスオープンの成績がよかったので、
早く本番を迎えたいという気持ちでした。
また、1月14日の浦和明の星に照準を合わせていたので、
2月1日を照準にして学習を進めているライバルよりも、
早めに仕上げているという感覚もありました。
うちの娘は最初から「逃げ馬」のような戦いをしていた訳ではありませんが、
結果的に、ゴールを手前に設定していたこともあり、
最終コーナーを回ったところでは、合格圏の先頭集団に入っていました。
しかし、多くのご家庭では、この最後の直線で鞭が入って伸びていくんですよね。
うちの娘の場合、浦和明の星は流して合格をいただけましたが、
そのあとも鞭がなかなか入らず、苦労しました。
逆に言えば、最後の直線で鞭が入って伸びていく生徒さんも多いのだとと思います。
先日、記事にした合格最低点の記事は、その証左でもあると思います。
「最後の直線」での逆転は普通にあるので、
最後まであきらめない、最後まで油断しないで、
やるべきことを定めて、しっかり走り切りましょう。
迷ったら、やるべきは算数だと思います。
そして、受験生の親御さんへ。
試験本番は何が起こるかわからないと身をもって経験しました。
子供が一番大変な思いをしているところで、親があたふたしてはいけません。
うちのママゴンは痛く反省していました。
親は最悪の事態も想定して平然と対応すべきだと思います。
そのためにも早い段階でお子さんとも話合っておくべきでしょう。
場当たり的な対応で後悔することのないように。