福嶋隆史氏の「ふくしま式国語学習法」には大変お世話になりました。
新6年生、新5年生にはお勧めしたいと思います。
最近、同氏がTwitterで我が意を得たりのツイートをされていました。
国語の学習法とは関係ないのですが、とても大事なことだと思います。
以下、同氏のツイートの抜粋です。
『それにしても、どうして誰もかれも「難関校」を目指すんだろうな?
どんな難関中学・高校にも、必ず「学年最下位(最下層)」の生徒というのが、存在する。300人中300位の子。でも、そういう子でも、「難関校に合格した子」なのだ。合格したときは、「すごいわねぇ、頭いいのねぇ、頑張ったのねぇ」とほめそやされたに違いない。
しかし、受かってからは地獄。D・カーネギーの言うところの「自己重要感」は皆無。みなに白い目で見られ、自尊心はズタズタ。「こんなはずじゃなかった」。
子どもたちが目指すべきは「難関校」ではなく、「自分の能力よりワンランク上の学校」なのだ。
ツーランク、スリーランクも上の学校に「受かってしまった」がために地獄を見ている子を、よく知っている。受かればいいというものではないのだ。受験というのは。スポーツの試合とは違う。優勝して終わりではない。本当の戦いはそこから始まる。
そういう俯瞰的な目を子どもが持つのは無理。じゃあ誰が持つか。親に決まっている。ところが、親のほうがむしろ近視眼的になりやすいのが、中学受験。世間ではまもなく中学受験ドラマも始まるわけだが。ほんと気をつけてもらいたい。
わが子に最もふさわしいのは、難関校ではないのではないか。合格してからわが子が本当に幸せになれる学校はどこなのか。この問いと向き合うことが、親の役目だ。』
親たちは、難関校合格が我が子にもたらすかもしれない不幸も、イメージしておいてください。
との強烈なコピーのまとめサイトまでできていますのでご興味のある方はご覧ください。
泣いても笑っても、6年生は1カ月以内に4月から進学する学校が決まります。
志望校に合格された方、残念だった方、悲喜こもごもの1カ月となりますが、親御さんがしっかりと前を向いて進んでいけるよう、心より願っています。