文部科学省の有識者会議は、「エリート校化し、公立校の教育に貢献する役割を果たしていない」との批判から、抽選で選抜するなどして様々な子供を入学させるよう求める報告書に盛り込み、2021年度末までに結論を出すよう、各大学に求めました。
もう、本当にアホですね。
北朝鮮か、かつてのソ連か、という感じの悪平等主義じゃないですか
世界で活躍できる人材を育てなければならないというのに、危機感が感じられない議論がなされているんですね。
びっくりです。
8月27日の読売新聞紙上で、
「ツクコマ」の愛称で知られる筑波大付属駒場高校。今春、102人の東大合格者を出した屈指の進学校だ。付属校を担当する筑波大の宮本信也副学長は、「抽選で合否を決めれば生徒の学力に幅が出て、教育の質を保てなくなる」と戸惑う。「科学に秀でた人材育成を目指しており、国の目的と合うはずだ」と強調した。
とあります。
この有識者会議の報告書を真に受けて対応していたら、
優秀な生徒は筑駒や筑附を志望しなくなるのではないでしょう。
東京都内は私立高校の授業料無償化みたいな話もありますので、
ますます私学に目が向くだけではないでしょうか。