来年4月入学者の首都圏中学入試の本番は、
すでに、帰国子女入試、
そして、千葉の私立の第一志望者入試や県立の一次試験
と始まっています。
娘の中学入試は、2年前のことですが、もっと遠い過去のように思い出されます。
広尾学園の帰国生入試での志願者増が際立っています。
今春の広尾学園人気、そして来春も人気が継続し難易度が急上昇した流れを、
12月の帰国生入試においても、しっかりと反映してきていると言えます。
しかし、広尾学園を前々から志望されている方は、
恐れず、ブレずに、2月の本番に突っ込んでいくのが吉
ではないかと思います。
それを可能にするうえでも、1月校で1つ合格を確保しておきたいところです。
というのも、
今春の広尾学園人気を事前に各塾が読み切れなかったように、
来春についても、読み切れていない部分があると見ています。
最も影響が大きそうで、かつ、読みにくいのが、
合格発表が当日から翌日に変更となることの影響です。
特に、これまで午後入試利用者の多くは、
まず1つ合格を確保して翌日の入試に臨みたい
広尾学園を第一志望としていない併願者であったはずです。
偏差値の上昇で不合格のリスクが高まっただけでなく、
合格発表が翌日になることで満たされないことが確定したことで、
従来の併願者層がどういう行動に出るのか、要注目です。
通える1月校のない東京西部や神奈川方面の受験生は悩ましいですね。