学んで、仕事をして、対価を得て、自己実現していく
というのは、娘だけではなく、私にも、課され続けている課題です。
そして、これまで、今だけではなく、今後も、生きている限り、
学んで、できる限りの役割を果たし、自己を満たしていきたい
という気持ちが解かれることはないのではないかと思います。
大企業に就職すれば右肩上がりで安泰という時代ではなくなり、
右や左を見まわして、最近は医学部人気です。
奇麗ごとは横において、
医師になれば高め安定が最も期待できそうだ
という「プレジデントファミリー的空気」が広がっているのだと思います。
たしかに、
喰いぶちがなくなることはないかもしれませんが、
高め安定が保証されているかどうかは微妙だと思います。
アナザーストーリーはもっと素敵な人生になるかもしれません。
今後は医師であっても、他の職業であっても、
稼げる人とそうでない人の差が広がっていくのではないかなと思います。
先日の日本経済新聞の記事によれば、
米国の大学院博士課程でAIの研究を行っている学生の初任給の相場は、
年俸20万ドル=日本円で2,000万円超とのこと。
だったら、AIやっている学生はどんどん海外に出て行かないと損ですし、
日本にいても自分のやりたいことができないということになっていきはしないか、
と思うわけです。
これから、国内マーケットの縮小により、AIの分野にかかわらず、
こんな話があちらこちらから聞こえてくるようになると思います。
安定を期待すること自体に無理があるのかもしれません。
好きなことを勉強して、突き抜けてみると、
世界のどこかで必要とされるのではないでしょうか。
本当は、必要とされ続けることの方が難しいんだよなー