大学入試で民間の英語技能試験の成績を活用するようになるわけですが、英検二次などでは試験する側の資質の問題なども言われていますが、私は替え玉受験をして不正にスコアを取得する人が出てきそうだなと心配しています。
大学の教員をしている友人から聞いたのですが、一般の大学入試においても替え玉受験を試みようとする人は毎年のようにいるそうです。
ニュースにならないので、一般の私たちにはその実態はよくわかりませんが、本人確認の強化は必須のように感じます。
というのも、先日、娘が英検を受験する際、本人確認書類として生徒手帳を持って行っていました。
たしかに、中高生は運転免許証は持っていないですし、パスポートを持っていない子も多いでしょうし、生徒手帳はみんなもっているので、生徒手帳を認めているのでしょうが、生徒手帳なんて簡単に偽造出来てしまいます。
試験官が世の中の生徒手帳の原本をすべて把握しているとも思えませんので、偽造されていることもわからないでしょう。
生徒手帳では、TSUTAYAの会員にもなれませんし、本人確認が必要なアーティストのライブにも入場できません。
英検は、そんなもので本人確認をしているということです。
せっかくマイナンバーカードができたんだから、英検の申し込みも受験票も、入試の申し込みも受験票もマイナンバーカード一枚で済ませられれば、受験者も試験を運営する側も楽ですし、不正防止にも効果的だと思います。
さらに、試験会場に顔認証システムを持ち込めば、かなり厳格になりますけど。