東工大が来春以降の入学者の授業料を年間約10万円値上げする方針を示しました。
考えてみれば、大学の規模や学部・学科に関わらず、一律同じ授業料という方が計画経済下の旧ソ連のようで、ゆがんだ価格形成になっていると言わざるを得ない訳で、他大学の追随が出てきそうな予感です。
東工大の授業料が値上げされたからと言って、優秀受験生が減るのでしょうか
いや、減らないでしょ
もちろん、授業料を上げるからには、生徒にそれに見合うリターンを約束しなきゃね。
さ、各大学にはその覚悟を見せて貰いたいな。
さ、各大学にはその覚悟を見せて貰いたいな。
大学生の約4割が奨学金を得ているなか、授業料の増額が若者の債務増や進学断念に直結するとして、国はなんとかせい という声も聞かれますが、地方創生なのだから、是非地方の大学に行ってくださいな と言われそうですね。
Fランと言われる大学も含め、こんなに大学進学率が高くなっているのもどうかと思う訳で、国には給付型奨学金を充実と大学の淘汰とはセットでやってもらいたいものです。
そのうえで、東工大や東工大に続いて授業料の値上げに踏み切る大学の邪魔をしないことが大事じゃないでしょうか。
文科省にその度量があるかな