娘がこれから生きている社会では、社会に出て食べていける人間、社会に足跡を残せる人間に必要な能力は、圧倒的に認知能力ではなく、非認知能力になっていきます。
そういう意味では、大学入試のウエイトが認知能力を測る一般入試から、非認知能力を測るAOや推薦入試にシフトしているのも必然だと思います。
認知能力は学校ではなく、公文やZ会の通信講座、スタディサプリなどの学習アプリ、駿台、鉄緑会などの塾でも高めることができると思いますが、非認知能力は他人との関わり、いろいろな経験のなかで課題を認識し、当事者意識(the Sense of Agency)をもって課題に関わるといったことを通じて高めていくものではないかと思います。
認知能力が身についたかどうかはわかりやすいのですが、非認知能力が身についたかどうかはわかりにくいものです。
部活動なんていうのは、わかりやすい非認知能力を高める活動ですが、同じ活動をしていても非認知能力を高められる人もいれば、そうでない人もいます。
ま、認知能力もそうかもしれませんが![]()

難しいところです。
娘の中学選びで見て回った学校の中で、渋谷系は圧倒的に非認知能力を高める機会に恵まれていると思います。
渋渋が人気というのは、まさにそこかもしれません。
また、広尾学園との一番大きな違いもそこかもしれません。
あくまでも私の印象にすぎませんが。