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Channel: パンパン放流中 ~笑う門には福来る!~
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法学部法曹コース

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現行、法曹資格を目指す場合、
①大学(4年)+法科大学院(2~3年)
②予備試験
から司法試験を受験していくことになります。

②は法科大学院に行けない人に法曹の道を閉ざさないために設けられたのだと思いますが、現実は非常に狭き門ではありますが、法曹資格を目指す優秀な学生のファストパスになっています。

そんななか、文部科学省は大学法学部の法曹コース(3年)と法科大学院(2年)の早期卒業・飛び入学による「5年一貫コース」による法曹養成を奨励する構想を示し、早ければ2020年度から実施される見込みとなっています。

先日、新潟大学法学部法曹コースの学生が東北大学の法科大学院に入学を希望する場合、筆記試験を受けずに、学部の成績と面接だけで合否を決める特別選抜入試を検討するとの両校の協定が発表されました。

新潟大学は法科大学院を廃止したため、このような協定を模索したのだと思われます。今後、法科大学院を持たない大学法学部では同様の動きが出てくるのではないかと思われます。

なお、参考まで、平成29年度予備試験合格者のうち学部在籍者は213名、法科大学院在籍者は109名でした。
在籍者の多い大学は、東大71名、慶應38名、中央24名、一橋14名、京大14名、阪大11名。
在籍者の多い大学院は、慶應23名、一橋19名、京大16名、東大11名、中央10名、早稲田8名。

もし法曹を目指すのであれば、東大、京大、一橋、慶應、中央あたりに行っておきたいですね。

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