毎日新聞が全国82国立大学に対して、大学入試改革で導入される英語の民間試験の活用方法等について調査したところ、現時点での調査結果は、次の通りでした。
今の高校1年生の大学入試からですから、もう約2年後に迫っています。
そもそも活用するかどうかも未定としている大学や、具体的な活用方法が未定としている大学が全体の4割もあります。
受験生のために、早めに決めてもらいたいものです。
【活用する】67校
①英語能力が一定の水準であることを証明する出願資格として利用するとしている(12校)
大阪大、帯広畜産大など
②出願資格として利用できるようにするとしているものの、必須ではなく、高校の評価書で一定の英語力があるとされた場合は不要とできるとしている(3校)
東京大、京都大、名古屋大
③現行のマークシート試験に民間試験の成績を加点するとしている(21校)
群馬大、室蘭工業大など
④出願資格として利用したうえで、さらに、現行試験の点数にも加点するとしている(①&③)(9校)
東京工大、信州大など
⑤活用するとはしているものの、具体的な活用方法は未定(22校)
一橋大、小樽商科大など
【活用するかどうか未定(14校)】北海道大、お茶の水女子大など
【活用しない(1校)】東北大