早いもので今日から3月です。
すっかり春を感じる温かい日も増えてきました。
時の経過も早く感じますし、世の中の変化も早く感じます。
ダーウィンは、
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは変化に対応できる者である」
と言っています。
渋渋ではセンス オブ エージェンシー、当事者意識をもって物事に取り組むことが大事だという教育がなされています。
人間として、変化を感じ、変化への対応を的確にできるか、という非認知能力の部分がAIやデジタル化が進歩した時代だからこそ、人間に求められる能力としてすごく重要になっていると思います。
人間という生き物が、他の動物とは違う特別な存在だと勘違いし、地球も自然も何でも支配できるとの思いあがり、地球や自然にコミットすることを忘れ、地球や自然に共存する1つの種に過ぎないはずなのに、その当事者意識の欠如から、地球上の様々な問題を複雑にしているのではないかと考えたりします。
昨年来、私は、「本来、生態系に組み込まれているはずの人間という動物としての自分の能力」を意識し、それはコンクリートジャングルの中にいると知らぬ間に錆ついてしまうもののような気がするので、錆つかないように磨くこと、あるいは、錆びついてしまっているものを研いでいくことを意識しています。
私自身、重要な非認知能力とは何かを考え、当事者意識を持つとはどういうことかを模索しているところです。