開成の今春の大学進学実績です。
現役での国公立大学進学者は208名(前年比+49)。
うち、
東京大(理Ⅲ除き)131名(前年比+23)、
医学部(理Ⅲ含み)39名(前年比+7)。
他に、進学者数が多い順に、
東京工業大9名(前年比+5)、
京都大7名(前年比+3名)、
筑波大4名(前年比+3名)、千葉大4名(前年比+3名)、
一橋大、埼玉大各3名、
北海道大、東北大、東京学芸大、東京海洋大、横浜国大、大阪大、神戸大、九州大各1名。
国公立大学への現役進学者数、東大への現役進学者数ともに、過去4年間で最高。
次に、現役での私立大学進学者は35名(前年比△10名)。
うち、
慶應義塾大18名(前年比△1)、早稲田大10名(前年比△2)、
青山学院大、国学院大、東京音大各1名、
慶應以外の医学部4名(前年比△2)。
過去4年間の現役早慶進学者数の推移は、42名→23名→31名→28名。
現役進学率は60.6%(卒業生数401名、現役進学者数243名)。
昨年の51.3%から大躍進
ちなみに、浪人生の進学実績をみていくと、
国公立大が、
東京大(理Ⅲ除き)45名(前年比△12)、
医学部(理Ⅲ、防衛医含み)29名(前年比+6)。
他に、進学者数が多い順に、
千葉大、一橋大各7名、
東京工業大3名、
北海道大、横浜国大、京都大、九州大各2名、
東北大、筑波大、東京農工大、山梨大、神戸大、佐賀大各1名
私立大は、
慶應義塾大25名(前年比+6)、早稲田大15名(前年比△1)、
中央大6名、東京理科大、明治大各4名、東京電機大、同志社大各2名、
青山学院大、多摩美大、芝浦工大、都市大、工学院大、東京工科大、北里大各1名、
慶應以外の医学部8名。
開成生が浪人したからと言って、皆が難関校に受かるわけではなく、むしろ厳しい印象です。
今年は現役進学率が高い分、来年は浪人生による上積みが期待しにくい年になるのではないでしょうか。
それにしても、筑駒、開成は別格に凄いですね。