先日、大学入学共通テストの英語の試行問題を見て、
①オール英文で日本語なし、
②そして読まなければならない英文量の多さ、
③問題はリーディング100点、リスニング100点の200点満点、
④発音やアクセント、語句整序、独立した文法問題はなし、
に驚き、記事にしたところです。
しかも、センター試験と異なり、正解は1つとは限らないみたいですね。
また、「正解なし」という正解を選ぶ問題もあるとか。
これまた驚きです。
ということで、他の教科も見てみました。
センター試験との比べて、全体的に読解能力、速読能力、単なる暗記の知識ではなく、知識を使ったその場での思考力・分析力が求められているように感じます。
多くの受験生が時間が足らないと感じるのではないかと思います。
SEGの速読講座に行かせたのはよかったかもしれません。
数学ⅠAで正答率が1割以下の問題が複数ありますし、全体的には難化するのではないかと思います。
現行のセンター試験は平均点が6割になるように作問されていますが、共通テストでは平均点が5割になるように作問されるそうです。
じゃあ、再来年の第1回目から平均点が5割になることを想定しているかというと、どうも違うのではないかと。
文部科学省や大学入試センターは、試行問題に対応できるよう高校の授業が変わっていくことを求めており、数年後に正答率5割になればよいというスタンスのようです。
そうすると、しばらくは学校による格差が生じるうるものと思われます。
逆に、中間層の受験生は差がつきにくくなるのではないかとの分析をしている予備校もあります。
娘の学校の場合、大学入試改革対応は「ご心配なく」と言われており、私自身もあまり心配してはいませんが、どうなんでしょうね
地方の県立高校などに中には対応が難しい学校も出てくるのではないかと思われます。
いずれにしても、共通テストは高校2年生までの範囲から出題されるそうなので、早めに共通テスト対応の模試などで慣れていく必要がありそうです。
そのためにも、中高一貫校間のメリットを活かして、早めに仕上げていけると良いのですが。