娘の進路選択の参考になればとキリスト教系の学校の校長先生などの話を聴きに来ました。
どの学校もキリスト教の考えが基本になっているため、個を尊重し、如何に個の集合体である社会に貢献できるかを一緒になって考える場としての学校が意識されているなぁと感じました。
校長先生のお話を伺って、私の母校(カトリックの中高一貫校)と通じる親近感を覚えた学校もありました。娘を連れて学校見学に行ってみたいものです。
以下、備忘。
白百合:
・斉藤えい校長曰く「白百合は愛を持って社会に貢献する、一人ひとりを大切にする心を持つ人を育てる」、「ボランティア活動も重要と考えている。世のため人のために奉仕する、そんな気持ちから医学部を受験する生徒が増えている。」、「価値観が多様化するなかで何を基準として生きていくのか、それは一人ひとりを大切にするということだと思う。」
・(雙葉もだけど)フランス語必修ってどうなんだろ。しかも白百合小から持ち上がってくる子達は既習者なので中学入学組はハンデありだよなぁ。
・学年構成は白百合小からの持ち上がり120人、中学受験組60名。出席番号は五十音順。
・生徒同士は均等に交わるようにクラス分けされるのですぐに仲良くなり、誰が小学校からで誰が中学からかわからなくなるとのこと。
・(横浜雙葉の理科の先生が言っていたけど、)小学校からの持ち上がりは躾がよくできているので、小学校がある女子中に入ると躾が身につくのだそうだ。なるほど。
・国語や音楽はレベルの高い授業ができている。生徒の感受性が非常に高い。数学は、特に空間図形などは男子生徒よりも女子は苦手な傾向にあるので、女子校ならではの教え方ができる。
浦和明の星:
・個が大事。ありのままの自分に価値がある。それが分からずに他人と競争しても意味がない。人参は人参、大根は大根、牛蒡は牛蒡でよい。
・とにかく校長が明るい。
・アットホームな印象。ガツガツしていないからか、入口に比べて出口が低い印象。
普連土:
・キリスト教フレンド派は他の宗教の存在や進化論などの科学も許容する一派。神道も許容することからキリスト教を持ち込む恐れがないということで天皇陛下が皇太子時代に当時の校長が英語の家庭教師として指名されたこともある。
・少人数、アットホーム、面倒見が良い。国際的に活躍する卒業生が多い。短期海外研修あり。
・入口がもう少し高ければ出口も高くなりそうだが。お買い得感のある学校。
光塩女子学院:
・高円寺の住宅街にある学校。敷地は狭い。
・生徒自身が聖書に出てくる光であり塩である。ありのままのあなたが光であり塩、つまり価値があることを認めるところからはじめる。
・相手の気持ちになってコミュニケーションをとるといった当たり前のことができるようになる。
・上記と比べて一番入口が低い。大学入試実績が小学校からの生徒と中学からの生徒、或いは帰国生とでどのくらい違うのか気になるところ。
・娘的には制服がダサいので絶対に行きたくないとか。笑
横浜雙葉:
・説明にきていた理科の女性教諭がハイテンションだったの印象的。大丈夫か?
・雙葉は横浜、静岡、四谷の順でできた。田園調布が一番新しい。といっても創立75年くらい。
・メダカの観察で「よく観察してください」と言ってもダメ。「メダカの母子手帳をつけましょう」という。
・来年はサンデーチャンス。四谷と横浜の両方を受けましょう!とのこと。
・我が家からは遠すぎ。
青山学院:
・毎朝礼拝がある。男子生徒も参加。←尾崎豊は参加しなかっただろうなぁ。笑
・大学受験カリキュラムなし。高校の秋の文化祭なども頑張ってほしい。
・青学に進学させるならいいけど、中学受験で将来の選択肢を狭めることはない。
聖心:※番外編的に・・
・中学入試は止めたそうだが小中高すべての校長をやっているという先生が参加。
・校長はちょっと聖心ぽくない軽いイメージ。
・聖心小学校を目指すお受験スタイルの親子がたくさん来ていてビックリ。うちは中学受験でよかった。笑