さいたま市岩槻区、東武アーバンライン東岩槻駅から徒歩15分のところにある開智学園中高一貫部の学校説明会-見学会に行ってきました。
これまで見てきた学校の中で面倒見のよさが際立っている学校との印象です。
悪く言えば、自由な校風の正反対にある、管理主義的な学校だと思います。
先生方が「生徒たちが作った常識的なルール」という校則も厳しそうです。
制服の第一ボタンはちゃんと絞めろ的なものも含めて。。
また、中一では電子辞書を使えないとか、学食も使えないとか。。
中学受験では難関校に届かなかったけど、「大学受験ではリベンジする!」という子は、中途半端な学校ではなく、こういう学校で生活や学習習慣から再構築するのも悪くないと思います。
早め早めの補習、習熟度別クラス、学校主催の夏季冬季講習や勉強合宿により、塾要らずで現役合格の実績を積んできているとのこと。
今春の中高一貫部の卒業生は313名の実績は、
・東大に10名合格。全員が現役合格で、理Ⅲと後期合格者も輩出。
・防衛医大を除く国公立医学部に現役で9名合格。
・早慶の現役合格者数のべ178名。
・東大京大一橋東工国医早慶のいずれかに合格した実人数は143名。学年の45.7%。
独特の教育が合っていれば自分の可能性を伸ばし、最大限に引き出せる人間になれる学校かもしれません。平成26年度東京大学総長賞を受賞した8名のうち2名が開智の卒業生だとか。
正直、合うか合わないかがハッキリ分かれる学校だと思います。
うちの娘に合うかどうか?
たぶん、やっていけるとは思います。そして力をつけてくれそうな気がします。
むしろ、親がやっていけないかも・・・。笑
中学1年生は8:10登校なのですが、7時過ぎには多くの生徒が通学してくるとのこと。我が家からの通学時間と弁当作りの負担を考えると、親がキツイです。
全体の立ち位置としては、江戸取に似ているかもしれません。
江戸取よりも開智の方が中間層の生徒が多いような気がします。
5月中旬に来年の入試概要が発表されるようです。
従来ですと、1月23日の先端B試験まで複数回受験した生徒は合格可能性が高まるとのことを強調されていました。
また、今年は算数の問題が難しすぎたので来年は受験生が力を発揮できるようにする(簡単にする)そうです。