このブログを見てくださっている方で、お子さんが5年生以下という方もたくさんいらっしゃることから、我が家の志望校選びのプロセスをご参考までにご紹介。
1.私もママゴンも地方出身なので、首都圏の中学入試についての先入観、前知識はほぼゼロから始まりました。
そうは言っても、こちらの友人には中学受験経験者が多いので、「あ、この学校は誰々の出身校だったよな」くらいのところから持っている先入観はありましたが。
2.一般的には、女子校か共学校か、宗教系か否か、面倒見の良い学校か自由な学校か、といったところから志望校を決めていくと言われていますが、我が家の場合は、よくわからなかったので、偏差値の高い学校も低い学校も含めて通えそうな学校はかなり調べましたし、実際に多くの学校を見に行きました。
その結果、一般的な軸が定まらないままでしたが、気になる学校に何度も通っているうちに、お気に入りの学校が絞りこまれていきました。最終的に進学する学校は娘が決めます。
3.もうこの時期なので申し上げると、娘が気になる学校は、制服がかわいい学校といった彼女なりの基準を除けば、①勉強も頑張るキリスト教系の女子校、②進学力があり、女子が元気な共学校のようです。進学力があり、女子が元気なキリスト教系の共学校があればよかったのかもしれませんが、残念ながら通学できる範囲にはありません。
4.「女子が元気な共学校」という基準ですが、ニアリーイコール、ルーツが女子教育にある学校のような気がします。
例えば、渋渋はルーズソックスブームを生み出した渋谷女子校から共学化・進学校化された学校ですし、また、東邦大東邦の東邦大学のルーツは帝国女子医学専門学校、江戸取の江戸川学園のルーツは城東高等家政女学校です。ルーツが自動車専門学校の栄東には関心を示さないというのは偶然でしょうか。
5.いずれにしても、たくさんの学校をリサーチして、できれば実際に見に行かれることをおススメします。それぞれの学校にそれぞれの魅力があり、なかなかどの魅力を取るのか悩ましくなりますが、後で後悔しない学校選びができるものと思います。