娘とママゴンのバトルはエスカレートし、遂にママゴンがぶち切れました。
ママゴンは家事、仕事もしつつ、娘の学習サポートにかなりの時間を割いてくれている。おかげで娘はママゴンの伴走により、ここまで割りと順調に仕上がってきている。
具体的には、ママゴンは、朝プリントの準備、サピックスでもらってきたプリントの整理、過去問のコピー、そして娘が判らない問題の指導(ママ塾)を続けてくれている。
よくそこまでやっているなぁ、と感謝の言葉しか浮かばないはずだ。
がっ、娘はそんなママゴンをよそに、相変わらずホゲホゲしている時間が多いし、ママゴンが声をかけるとウザがるようになり、遂にはママゴンに反抗的な言葉を吐き、ママゴンを侮辱するようなことも口にしたのだと。
私はその場にいたわけではないが、どうもそういうことらしい。
で、ママゴンは娘の受験関係のサポートは一切しないので勝手にしろ!と怒りのストライキに突入する事態に発展しました。
ママゴンがストライキに入って2日間、案の定、自分でできると思っていた娘の学習ペースは維持できませんでした。
娘もママゴンに感謝をし、謝って許しを請う気持ちになってくれました。
私の仲介で、受験が終わるまでママゴンに絶対服従することを条件に許してもらうことになりました。
もうママゴンに反抗することは許されません。
ママゴンの指示通り学習を進めてもらいます。
言葉は悪いですが、遊んだりサボったりする自由のない「受験奴隷」だと。
娘がママゴンの「受験奴隷」になって数日が経ちますが、娘は良い顔をして勉強しています。
娘に「奴隷生活はどう?」と訊くと、「なんとかやってるよー」と。
ママゴンは「ウチにはご主人さまよりも遅く起きてくる奴隷がいる」と笑っています。
私はこの和平が続くことを願っています。