2016年入試のSAPIX校舎別合格者数が各校舎で発表される時期です。
娘が通っていた校舎での合否を個別に見ていくと、
偏差値的に届いていなかった子が合格した確率と、
偏差値が届いている子が不合格になった確率はほぼ同じで、
つまり、当たり前かもしれませんが、
合格可能性20%の子が逆転合格する確率と、
合格可能性80%の子がまさかの不合格になる確率はほぼ同じ
になっているような印象です。
その結果、娘を含めた女子の合格実績は、
受験前から娘たちが予想していたラインに収まっているように思います。
「えー!あの子合格したんだー。よかったね!」は、数名です。
数名、娘のような不合格を経験した子もいます。
御三家をはじめ、難関校チャレンジ組は、ことごとく散っていった模様です。
合格者は受かるべくして受かった人がほとんどです。
指導力のある先生、特に室長がいる校舎の実績が良い
という都市伝説が以前からありますが、
「ない」とは言いませんが、むしろ、
その校舎に集まった生徒の力量と志望校によるところが断然大きい
と思います。
昨年の今頃、私は、校舎別合格者数を見ながら、
娘の通う校舎内でどのくらいの立ち位置を意識すべきかを考えていました。
しかし、今思えば、
SAPIX全体での立ち位置を見ないと意味がありませんでした。
校舎別合格者数には一喜一憂されないことをお勧めします。