四谷の雙葉学園の説明会に妻と参加してきました。
薄暗い講堂での読み上げ調の説明に2人してウトウトしてしまいました。
○雙葉第一志望の人に来てほしい
雙葉は1学年180人(45人×4クラス)ですが、そのうち中学入試組は100名、小学校から80名(うち40名は幼稚園から)とのこと。毎年クラス替えがあるため、ほぼ全員と仲良くなれるとのこと。
今年の現役での大学進学実績は、東大・早慶に105名、近年は医学部をはじめ医療系学部への進学者も増えているとのこと。医学部では東京女子医大と聖マリアンナ医科大学の指定校推薦あり。
通学時間帯の公共交通機関を利用した標準通学時間が90分以内であり、保護者と同居していることが受験条件であり、入学後も守ってもらう必要があるとのこと。
雙葉第一志望の人に来てほしい。1月20日7時半開門で8時までに来た人で抽選により受付順を決めて入学願書を受け付ける。昼頃願書を持参すれば3分で終わるとのこと。
○伝統的に外国語学習に注力。
小学校からの80名は小学校の6年間ですでに英語学習をおこなっていることから、中学入試組で英語初学者は入学後半年間は週に1時間授業とは別に補修があり、毎日学習していくことになるとのこと。
雙葉では、「どこでも通用する英語力の基礎を身につける」ことができるよう、しっかり鍛えているとのこと。
たしかに、私の知り合いの雙葉OGはみなさん英語力が優れてますね。
また、中学3年では週1.5時間のフランス語が必修。毎年15名ほどが高校でフランス語を第一外国語として選択し、フランス語検定2級、大学入試に対応しているとのこと。
○中学入試の教科別の狙い
国語:自分の言葉で説明する力、豊かな感性
算数:考え方を記述してもらい、記述された内容から、①問題を正しく読み取り、②筋道を立てて考え、③方針に沿って計算をしっかり行い正解にたどりついているかを見ている。今年の入試では70Mを700CMと間違えた受験生が多かった。普段から1円玉は1グラム、1リットルの水は1キロというように生活の中で身近にあるもので実感しておいてほしい。
社会:世界の中の日本、歴史の大きな流れの中でのここのできごとの位置づけというように大局的に捉え、理解できているか。今年の入試問題で歴史上の出来事を古い順に並べて3番目と5番目を答えよという類の問題はこれまでも出題しているが正答率が低い。単なる暗記ではダメ。
理科:与えられた条件から法則を見つける。ニュースにも興味をもってほしい。今年の入試では水分の多いトマトを磁石に近づけると磁石が回転したという記述から、磁極が同じになり、互いに反発しあうということを答えてもらう問題を出題した。