大きな被害が出ている熊本地震の発生を受けて、
首都圏で大規模な災害が発生した場合に、
どのように身の安全を守るのか、考える機会となっています。
東日本大震災の後は、
中学受験界においても遠距離通学を敬遠する傾向が見られました。
また、各学校説明会においても、災害発生時の対応の説明があったと聞いています。
いまや、防災グッズなどはどの学校でも常備されているでしょうが、
実際に災害が発生したときに、安心の対応が期待できるかどうか、
通学途中で被災した場合に適切な対応が可能か、
家族との連絡や待ち合わせをどうするのか、
といった点についても、しっかり確認しておきたいところです。
ちなみに、昨年、私が参加した学校説明会で、
災害時の対応について一番丁寧な説明をしていた学校は、
桜陰です。
渋渋も災害時に学校に泊まれるようになっており、
東日本大震災のときには、多くの生徒が泊まったという話をされていました。
個人的には、来年の中学受験においても、
東日本大震災の直後と同様の傾向が出てくる可能性があると思います。
特に神奈川県内の女子。
フェリスをはじめ、横浜共立や横浜雙葉の志望動向には注目です。
また、1月の栄東、浦和明の星なども難易度が上がっていることもあり、
敬遠されるかもしれませんね。
そうなると、地元の熱望組にとってはチャンス到来ということになります。