サピックスに通われている渋渋志望女子のSSのコース選びは悩ましいですよね。
まず、通われている校舎に渋渋コースがある場合には、渋渋コースでよいと思います。
通われている校舎に渋渋コースがない場合、
①渋渋コースがある校舎にSSだけ通う
②通っている校舎の桜蔭コースに入る
③通っている校舎の女子学院コースに入る
④通っている校舎で渋渋志望者を集めるコースに入る
のどれがベストなのか悩まれる方は多いと思います。
①について、渋渋コースがある校舎に例えば片道1時間かけて通うのはナンセンスです。塾に通う時間がもったいないです。
目安としては、30分以内で通える場合が選択肢になろうかと思います。
通常クラスで通っている校舎の先生方はお子さんのことをよく見て把握してくださっていますので、そのような先生のもとで学習することのメリットも無視できないと思います。
②については、平均偏差値が58オーバーの子であれば桜蔭コースがよいと思います。
国語や算数を最も高いレベルで学習できるのがこのコースだと思います。先生も各校舎のエース級が担当します。
③④については、凡ミスがまだ減らない子、スピードに不安のある子、平均偏差値が58以下の子。最終的にどちらにするかはメンバー次第のような気がします。
ライバルが多くいるクラスの方がよいと思いますので、サピの先生に事前に相談されるとよいかと思います。
この層は過去問対策が重要です。自宅で過去問に取り組み、サピの先生に採点していただき、しっかり復習して自分のものにしてください。
ちなみに、うちの娘は④でした。④でもJG用のプリントをメインに進められました。同じ校舎から渋渋に進学したお友達もSSは娘と同じ④でした。
結果的に合格をいただけたのでよかったですが、12月と1月に追い込みが足りなかったのだろうと反省しています。
ママゴンは今でもSSは桜蔭コースにしておくべきだったと言っています。
偏差値が届いている子は合格をより確実にするために、より高いレベルで切磋琢磨できる環境の方が追い込みができたのではないかと思います。
力がない子が桜蔭コースに入っても力をつけられないでしょうから桜蔭コースが絶対とは思っていません。
自分自身が切磋琢磨できるサピのお友達(=ライバル)の見えるところで勉強していくのがよいと思います。
いずれにしても、
最後はサピの先生と相談して決められると良いと思います。