Quantcast
Channel: パンパン放流中 ~笑う門には福来る!~
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1530

多様性確保

$
0
0
授業についていけるくらいの学力さえあれば、
スポーツ、芸術など受験では測れない才能に長けた生徒、
珍しいバックグラウンドを持ち、他の生徒に影響を与えうる生徒を採るなどして、
学びのチーム・仲間としての多様性を確保することで相乗効果を狙う考えは、
私学を中心に昔から採用している学校は少なくありませんが、
大学入試改革も控え、これから新たな動きが出てくるのではないかと思っています。

以前から、
帰国子女入試は多様性確保の手段として多くの学校で採用されていますが、
英語のできる子を採るための入試になっているとすれば、
ちょっともったいない気がします。

また、偏差値の高い進学校には伝統校も多く、
試験では測れない多様性を確保することにあまり積極的でないように感じるのは、
少し残念に思うところです。

渋幕も渋渋もその点には熱心な方だと思います。
そこはとても良いのですが、試験で下駄をはかせているんだと思われるような、
今のプロセスは不透明であり、改善の余地があると思います。

その昔、渋幕はサッカー部にブラジルからのサッカー留学生を入れてました。
田中マルクス闘莉王選手が渋幕OBです。
また、フィギュアスケートの高橋成美選手も渋幕ですね。

渋渋はなんといっても女子柔道部。オリンピックメダリスト中村美里選手。
そして東京オリンピックで期待されている朝比奈沙羅選手。

プロセスの透明化という点では、2017年4月入学者から定員の一部を「21世紀型特色入試」で採るとした奈良県の西大和学園に注目したいです。

また、渋渋も昨年の説明会では、現小学5年生の帰国子女入試から、現在の募集要項の見直しを行う予定とで仰っていました。こちらも楽しみです。

英語圏以外の現地校で揉まれたような子を採っていけるような入試になるとよいと思います。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1530

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>