すでに志望校も、併願パターンも固まってきている時期かと思います。
近年はダブル出願や午後入試の活用も増えてきています。
また、東京上野ラインの開通などで1月校に通えるエリアも拡大しており、併願パターンの多様化が進んでいるように思います。
我が家の場合、浦和明の星は通学圏でしたし、やや無理をすれば千葉の学校にも通えなくはなかったため、1月に浦和明の星に合格して、渋幕、渋渋へと続く併願プランで臨みました。
もしも浦和明の星に合格をいただけなかったら、東邦大東邦や江戸取を受験して、とにかく、1月校で合格をいただくことを至上命題としていました。
そのうえで、午後入試の広尾学園を考えていました。
しかしながら、もしも我が家が埼玉や千葉に通えないエリアにあったならば、想定の併願パターンは随分と違ったものになっていたと思います。
その場合、1月校はお試し入試にならざるを得ませんので、2月1日の午後入試の広尾学園は絶対に外せなかったでしょう。
2/1渋渋⇒2/1PM広尾⇒2/2渋渋⇒2/2PM(広尾)⇒2/3鴎友⇒2/4普連土⇒2/5渋渋
という感じでしょうか。
渋渋が残念だった場合には、2/3の鴎友も押さえられるとは限らないので、進学先が広尾、もしくは普連土になる可能性も想定しておかなければならなかったでしょう。
神奈川の東急線や小田急線沿線在住の方は、千葉や埼玉まで通う選択肢がほとんどないので、本当に短期決戦で勝負しなければならず、体調管理の面でも大変だと思います。
中学受験の環境としてはけっして良くない東京東部も併願を考えると悪い立地ではないのかなー、なんて思いました。