早稲田大学基幹理工学部は、今秋から北九州地域連携型推薦入試を導入すると発表しました。
北部九州+山口県の指定校の生徒を対象とした指定校推薦入試の一形態のようです。
合格者は最大10名程度ということです。
この入試での入学した場合、3年までは東京の西早稲田キャンパスで過ごし、4年の卒論研究から北九州キャンパスで過ごすことが前提となっているようです。
現在、首都圏にある大学の入学者は、首都圏の高校出身者が多数を占め、地方からの学生が年々減少している傾向があり、早稲田大学に限らず、東京大学や慶応大学などでも強い問題意識をもっていると聞きます。
東京の生活費が高いことも一因でしょうし、特に難関理系の場合は、地元の医学部志向の高まりも一因と考えられます。
今後、このような地位枠という発想の広がりや、女子枠、障がい者枠といったものが出てくる可能性が高まるのではないかと考えています。