先日、娘の英語塾についてお問い合わせをいただきました。
ちょうど1年頃前、中学から英語学習をはじめる娘のために、
英語塾をリサーチしていましたので、ちょっと振り返ってみたいと思います。
中高一貫校進学者の英語塾の代表格といえば渋谷の平岡塾。
娘の学校の前でも案内が配られていましたし、実際に通っているお友達もいます。
平岡塾のHPによれば、
1965年の創立以来、当塾には開成・筑駒・桜蔭・麻布・筑附・女子学院・雙葉・武蔵・学大附・白百合・田園雙葉・海城・豊島岡など名門校の中高生が、受験のためだけの小手先英語ではなく、一生使える折り目正しい本物の英語を身につけようと集ってまいりました。
と、塾の伝統と難関校の学生が集まっていることがPRされています。
また、
「日本人が英語を真剣に習得するつもりであるならば、まずは母語である日本語力を鍛えつつ、基本の反復を通じて英語の型を身につけなければならない」というのが当塾の基本姿勢です。
「英語漬け」などという幻想を抱くのでない限り、私たち日本人は日本語を介して英語を学び、日本語で論理的に考えながら基本を定着させていくほかありません。
「習うより慣れろ」ではなく「慣れるまで習え」という姿勢が大切です。
と、親世代の英語学習を彷彿させます。
親世代が自分の歩んできた道と重ね合わせて、共感し、自分の子供を通わせたいと思う塾ではないかと思います。
だけど、私は、
平岡塾のやり方使える英語を身に着けられる子は元々優秀な子なのだと思います。
別に平岡塾じゃなくても、そこそそできる子なのではないでしょうか。
ホゲホゲ凡人のうちの娘には、
この方法で使える英語を身に着けるのは無理だろうな、
と思ったわけです。
英語圏で生活していれば誰でも英語が使えるようになります。
生活して生きていくための英語を身に着けることを第一に考えたいと思いました。
まずは使えるようになる。英語を使うことが楽しいと思えるようになる。
そして、英語をもっと使いたいと思えるような環境を経験させる。
娘の学校では中学3年時にオーストリア研修がありますし、
希望者は高校1年時に1年間の海外留学も可能です。
娘にはぜひトライしてもらいたいなと思っています。
その先に、大学受験があって、受験の英語と向きあうというのが理想かな。
平岡塾の取り組みは、ホゲホゲ初学者の娘にはハードルが高く、
英語が嫌いになってしまっては取り返しがつかないなと思いました。
うちの娘を英語塾に通わせていると言うと、
なぜか、「平岡ですか?」
と訊かれることが非常に多いです。