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いつもありがとうございます
渋谷教育学園の教育について、日曜日に講演を聴きに行ったので、備忘メモとして残しておきます。ご参考まで。
渋谷教育学園の教育目標、
①自調自考、②国際人、③高い倫理観
は、世界人権宣言をベースに作られたもの。
①自調自考=自分の人生を自分で切り拓き、創っていける人になる
まずは調べる、オリジナルではなく、人のまねをする、模倣する
人が考えていることをベースに自分の考えを作っていく、自分のものにしていく
どういう友達と付き合って刺激しあうかが大事
教わって身につくものではない非認知能力を磨いていく
②国際人=違う立場の考えを尊重できる人になる
外国では当たり前のこと。日本でもこれからは当たり前になる。
③高い倫理観=人間どうしの信頼感を築き、協働できる人になる
ベースは噓をつかない、額に汗して働く、といった当たり前のこと
人の判断を待つのではなく、自分のモノサシを持って自分で判断する人になる
こうしたことを実現していくため、学校や親は子供の邪魔をしない。
親が関心を持って子供に聞いてよいのは、どんなお友達とつきあっているかだけ。
学校も家庭も、失敗を恐れず、経験の場を提供し、経験を通じて子供が持っているポテンシャルを伸ばしていくことが大事。
青少年時代に伸ばす必要があるのは、学力がだけではなく、非認知能力や個性も。
むしろ、これからやってくるAI時代においては、学力よりも非認知能力や個性が大事かも。
中学2年生くらいで第2次自律期=反抗期を迎えて、うちの娘のように親と口を利くのもいやになるのは脳の発達上重要なプロセス。
このプロセスを経て非認知能力が鍛えられる。
(今は我慢我慢)
渋幕OBで日本マイクロソフト社長の平野拓也氏は、
①Growth Mindset=成長欲求、向上心、吸収力、
②Passion=情熱
③人を巻き込む力
が大事だと。
ビルゲイツが最も恐れていたのは、ひたむきに取り組む学生だったと。
難しいとか、できないとか、先に自分で先入観や壁や限界を作ってはいないか。
失敗が許される学生時代に失敗から吸収して学ぶ経験をしておくことが大事。
(まったく同感。)