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日大商学部の入学定員超過

日大商学部の補助金が「入学定員超過」を理由に没収されるとのニュースがありました。

補助金が6億円減額とのことですが、商学部の初年度納入金は@128万円なので、249名定員超過で3億1872万円増収になっていますから、ネットでは2億8128万円の減収かと。

笑ってしまったのが、医学部のOB枠の話。
ま、あるのはわかっていますが、それはImage may be NSFW.
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言っちゃだめな話。Image may be NSFW.
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それに、3名定員を空けておく必要ないし。
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どうも関係者の話では、歩留まりを計算するソフトを使って合格者を決めているそうなのですが、各大学が定員厳格化対応したことで、ソフトに入っているデータが使い物にならなかったという話だとか。


「入学定員超過」日大商学部の補助金没収

「入学定員超過」日大商学部の補助金没収

年度末の3月30日、日本大学の臨時理事会が開催された。緊急議題は入学定員超過率について。配布された学部別の「入学定員超過率」一覧表に理事たちの目は釘付けになった。

問題は入学定員が1266人に対して入学者数1515人の商学部。249人の定員オーバーで入学定員超過率が19%になっていた。文部科学省は、入学者数を定員に近づけるため、18年度から私学助成金の交付基準を厳しくし、入学者数が定員の10%を超えた場合、補助金を全額カットすることにした。定員19%超過の商学部は約6億円の補助金を失うことになる。

商学部を除く日大16学部の入学定員超過率はいずれも4%未満。ちなみに商学部と同じく入学定員が1千人を超える法学部マイナス2%、文理学部3%、経済学部2%、理工学部3%と商学部だけが突出している。

高橋史安商学部長は「成績上位者に定員の倍以上の合格通知を出し、他大学に流れると思っていたら、みんな入学してきた。補欠扱いにして入学しますかと念を押すべきだった。合格の出しっぱなしで、何の対応もしなかった」と弁明したが、理事の間から「バカか」の声が漏れた。

大塚吉兵衛学長も色をなし「入学定員120人の医学部は、補欠合格のご両親に念押ししたり、OB枠の補欠に詫びたりして入学者を117人にとどめた。なぜ、医学部方式を取らなかったのか。責任は商学部長と事務局長にある」と突き放した。

日大は、4期目を迎えた田中英壽理事長の下で各学部収入の約3%を本部に積み立てる「財務一元化」を推進してきたが、「高橋さんは、田中理事長が推す候補を破って商学部長に就任したから、本部が救いの手を伸べることはない。商学部自らが銀行から借金をして穴を埋めることになるだろう」(本部職員)

一方、学部側には「合格者を出しっぱなしにした商学部事務局の大チョンボ。昨年10月に事務局長に就いた武内哲夫の責任が重い」との不満がある。その武内の前任の服部史郎は、田中理事長に取り入り、昨秋、「飛び級」で常務理事に抜擢された人物。「武内を事務局長に任命した執行部の責任も問われるので、高橋のクビを切りにくい。6億円の大穴を開けたにもかかわらず、誰も責任を取らずうやむやになるだろう」(元理事)

日大といえば、田中理事長と山口組最高幹部とのツーショットが流出するなど不祥事が相次ぎ、国会でも追及された。結果、日大への私学助成金は15年度の約95億円から16年度の約83億円に減額され、今年度は更に商学部の約6億円が没収される。元理事は「日大の決算は表向き黒字になっているが、各学部の求めに応じて本部から毎年、かなりの貸し付け(支援)をしており、それを差し引くと、相当の赤字になっている。商学部を助ける余裕はない」と言う。

文科省が定めたルールを破り、「補助金没収」のペナルティーを科されても、日大が安閑としていられるのは、文科省が「個別の大学経営にかかわるから」と、処分を受けた大学名を公表しないからだ。6億円の補助金がなくなれば教育環境は悪化する。図書館の本が買えなくなり、ゼミや講座も減らされる。しわ寄せを受けるのは学生ばかり。まず商学部長らのクビを切り、日大の全役職員の給料を減らして、教育環境を守るべきだ。

ファクタ出版

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