これからは、これまで以上に、バックグラウンドの異なる人たちと協働して成果を出せる人であるか、成果に貢献できるコアバリューを持っている人であるが重要となるでしょう。
それでは、どうすれば良いのでしょうか
絶対的な答えはないのですが、私なりに考えているのは、
他の人と同じことをやっていてはダメだということです。
同調志向を取り払うところから始めないといけない気がします。
自分のモノサシで判断し、ときには信念に基づき、自らリスクを取って行動することでバリューは生まれると思います。
英語や中国語といった語学は出来ないよりも出来た方がいいですが、語学ができること=コアバリューにはなりません。
「夢を追う君へ
思い出して つまづいたなら
いつだって物語の主人公は笑われる方だ
人を笑う方じゃないと僕は思うんだよ」
というフレーズがあります。
いつだって物語の主人公は笑われる方だという歌詞はその通りです。
だって、人と違うことやっているんですから。
大学受験の勉強も大事ですが、他の人たちと一緒に目標を定めて部活やボランティア活動に取り組んでみるのもいいでしょうし、個人で起業しちゃってもいいと思いますし、研究に打ち込むのもいいと思います。
若いうちに自分のモノサシを磨き、リスクを取って行動する練習をしておかないと、チャンスは回ってきませんし、チャンスをものにすることはできないのではないでしょうか。
娘には、ときどき立ち止まって、自分が今やっていることの意味、自分のコアバリューをどう作っていくのかを考えながら取り組んでもらいたいなと思います。