脱写真フィルムに成功し、会社を再生・発展させている富士フィルムHDの古森重隆会長・CEOは、「変化の激しい時代、8Pの正しい実行が経営者には必要だ」と語っています。
8Pとは、
①世の中の現実を正確に写真に収めるように、市場環境や経営状況などを客観的に、かつありのままに把握する「Photo」、
②正確な現状認識をもとに将来を予測する「Predict」、
③具体的な経営計画に落としこむ「Plan」、
④立案した計画を実行できる人材を育成し、会社の方向性について明確なメッセージを発信する「People」、
⑤成功に導くために全力を尽くし実行する「Perform」、
⑥情熱、率先垂範、断固としてやり抜く強い意志「Passion」、
⑦経営の合理性、大局観を示す「Philosophy」、
⑧力強く社員を引っ張るエネルギーの「Power」
だそうです。
これは娘にとっても重要な8Pではないかと思います。
①自分のやりたいこと、興味のあること、なりたい自分、得意不得意、長所弱点、理解してできていることできていないことを正直に鏡・写真に映し出してみること、
②正確な現状認識のもと将来のなりたい自分の姿をイメージすること、
③なりたい自分になるためにやるべきことを具体的な計画に落とし込むこと、
④なりたい自分について他人に話してみること、それを親や友人などにサポートしてもらえるようにすること、
⑤なりたい自分になるために全力を尽くして頑張ること、
⑥情熱、断固としてやり抜く強い意志を持つこと、
⑦合理性と大局観を持って判断し、目的と手段を取り違えないこと、
⑧自分だけではなく、周りの人を巻き込む力を持つこと。これには高い倫理観も必要だと思います。