鶏鳴学園の国語のトレーニング･メソッドの一端を垣間見れたかな![]()
たしかに、現代文が苦手な人にとっては有効なトレーニングだと思います。
文章を読むときに頭の中で意識しながら読むだけでもプラスになると思います。
しかし、実際の試験でトレーニングで行った書き出し作業ができるかというと、時間的に無理なので、頭の中での作業になろうかと思います。
著者は、多くのハウトゥー本やマニュアルは、能力を高めるものではなく、能力はそのままで及第点を取る方法の紹介であるのに対して、このトレーニングは能力そのものを向上させるものと考えられているようです。
確かにそうかもしれません。
鶏鳴学園って、受験対策ではなく、自分探しをするにはよいところかもしれません。
過去のアエラの記事での紹介などは、まさにそんな印象を受けます。
AO入試塾よりもAO入試対策に対応している印象です。
一方、一定の能力のある生徒の一般入試対策と捉えれば、効率的ではないかもしれません。
夏期講習の基礎現国を受講し、メソッドの基本的な運用方法を身につけて、自分でトレーニングできるのであれば、いいんですけどね。