娘によく言うのは、一回一回のテストの良し悪しで一喜一憂するなということ。
特に偏差値というのはくせもの。
偏差値いくつだったら合格可能性80%だとか50%だとかという基準を塾が示している。
あくまでも本番でできることが重要なので、通過点にすぎない。
むしろ間違った問題をしっかり復習して自分のものにしていくこと、
特に、多くの同じくらいのレベルの生徒が解けている問題を間違ったとしたら、
しっかり次回はできるようにしておくことがとても大事。
じゃあ、テストで全然できなくても良いかというと、
テストの結果は現時点での実力の鏡であることも否定しないので、
第一集団の中にはいるようにしようね、と言う。
第一集団の中というのが、どこを指すのか、あいまいであるが、それがいいのだと思う。
それでは、小学5年生の今、マラソンに例えると、何キロ地点なのだろうか。
中学入試がゴールだとすれば、20キロか25キロ地点かもしれない、
大学入試がゴールだとすれば、5キロか10キロか15キロ地点かもしれない、
生涯を閉じるときがゴールだとすれば、まだスタートしてやっとトラックを出たところかもしれない。
そうすると、当然であるが、中学入試がゴールだと思って、
難関校に滑り込むことが良いことなのかという話になる。
余力を残して、その下のレベルで頑張ったほうが伸び代が期待できるというわけだ。