私と妻は九州の田舎の方の出身なので、東京での「学校選び」に苦悩しています。
子供の考えを尊重するなどと言っても、結局、親が下審査し、
その学校に通った場合の良いところなどを子供に正確に伝えたうえでのことだと思うので、
まずは親が理解する必要があるのですが、なかなか難しいです。
難しい最大の要因は、客観的なデータが各種データがほとんど公表されていない、
又は公表されていても他の学校と比較が容易でないこと。
特に、卒業生の進学実績くらいは比較したいですよねぇ。
サンデー毎日や週刊朝日が高校別の合格者数などの特集を組む意味がわかりました。
知りたいけど、なかなかわらからないものなのです。
また、九州の田舎だと、地元の大学に進学しない限りは自宅から通えないので、
どうしても学費の安い国公立大学を目指すことになりますが、
東京、特に女子の場合、基本的には自宅から通える東京の大学を目指す傾向が強いため、
早慶を筆頭に私立大学に流れている傾向があるように思います。
しかも、その傾向が学校によって顕著なところと、そうでないところがあり、
比較を難しくしている印象です。
①女子校か共学校か。
正直、どちらでもいいと思っています。
娘の居場所があり、娘が共に成長できて一緒の財産となる友達に出会い、娘に人生の刺激を与えてくれる教師に出会える学校、勉強をしにいくところなので、当たり前だと思うのですが、しっかりと受験勉強に対応した学習指導をしてくれる学校であれば。
共学校でも女子が少数派の渋谷幕張、女子が多数派の渋谷渋谷といった違いもあるようですが、このような違いが娘に関係があるのかどうなのか、よくわかりません。
②伝統校か新興校か。
これも、伝統校には伝統校の魅力、新興校には新興校の魅力があり、
もっと言うと、伝統校とか新興校という枠を超えて、学校ごとになんとなくメリ・デメがあるという感じです。
伝統女子高の礼法の授業などに根ざした人間教育は魅力だが、フランス語必修はいらないよな、とか。
③大学付属かどうか。
今のところ、大学までエスカレータで進学できる早稲田、慶應、青学、中央、明治、立教、学習院などの大学付属は考えていません。慶應を除くと医療系学部がないことや、その大学にどうしても進学させたいということもないので、娘の選択肢を狭めてしまうような気がしています。その大学で何かやりたければ大学からでも入れるので。
ただし、もし今後、娘の成績が急降下して、これらの大学に進学者を殆ど出していないような中高一貫校にしか合格できないような様子であれば、選択肢になるのかもしれません。でも、そのときは受けても合格する可能性は極めて低い状況ですけどね。
受験校の候補に入っている千葉の1月校・東邦大東邦は、大学付属でありながら、東邦大学に進学する人は少数で、ほとんどの学生が国公立や早慶クラスを目指して大学受験する学校ですので、アリなのです。