竹鼻志乃校長先生へのインタビュー(東洋経済2013年05月20日)
【メモ】
・豊島岡では女子高としては珍しく、半分以上の生徒が理系志望
・2013年春の大学受験実績 → 東大27名、医学部117 名/卒業生358名
・豊島岡は48の部活動があり、全員参加
・勉強面での面倒見のよさは屈指
・英単語、漢字、計算問題の3種類の「月例テスト」あり。
・このテストに不合格だった場合、朝、早く来て、合格するまで追試。
・面倒見のよくない私立なんてあるんですか? きちんと生徒の面倒を見ることができるのが私立のよさ。
・豊島岡での生活を一言で表せば「競争と協力」、すなわち「切磋琢磨」
・先ほどの月例テストのほかにも乗り越えるべき小さな試練はたくさんあります。
とえば体育の授業でバレーボールをするにも、「サーブが○回終わるまで帰れない」とか「トスが○回続くまで終わらない」という「小さな関門」があります。生徒はそういう小さな試練を克服して強くなっていくのです。こうした取り組みに対して「厳しい」という声もありますが、生徒全員が経験することならそれは「苦痛」ではなく、「一致団結して乗り越えるべき壁」だと思います。
・豊島岡での生活は勉強だけができても、何の評価もありません。勉強はきっちりやって当たり前。それにプラスアルファを求められます。ですから、生徒達は、48の部活のどれかに所属して、生き生きと活躍しています。後輩の指導やチームのまとめに苦労しながら、48人のリーダーがそれぞれ苦労しながら成長していくのです。
・気立てよくて、誰からも信頼され、かわいがられるような女性になってほしい。生徒には、いい大学に行っても、驕ることなく、女性らしさや思いやりの心を忘れずにいてほしいと思います。