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Channel: パンパン放流中 ~笑う門には福来る!~
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雙葉学園(校長インタビュー)

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雙葉と豊島岡って対照的。どちらの教育が娘に向いているのかの見極めが大事。
私が通っていた学校はカトリックで、かつ勉強も部活も熱心で、
東大合格者も出しつつ甲子園にも出るという学校だったのですが、
そんな学校はなかなかなさそうですね。
 
和田紀代子校長先生へのインタビュー(東洋経済2013年04月15日)
【メモ】
・生徒たちには「愛を持って他者に接することができるような」生徒に育ってほしい。ですから、良妻賢母を育てるようなお嬢様学校という感じではなくて、エネルギッシュな生徒も非常に多いと思います。「奥ゆかしくてエネルギッシュな女性」が雙葉生らしさかも。
・学業に関係ないものの持ち込みは一切禁止。
・携帯電話も原則禁止。申請して認められたら持ち込みを許可していますが、学校にいる間は原則、小さな袋に入れてカバンの中で保管することを義務づけていますし、試験中に携帯電話が鳴ったら、その教科はゼロ点。あとは、茶髪もパーマも禁止。
・「躾(しつけ)」という漢字は「身」が「美しい」で成り立っている、という話をよく生徒にはしています。
・しゃくし定規な校則で縛りつけても、生徒の自主性は育まれません。ですから、「雙葉生らしくあること」が校則の前提にあります。生徒には自ら「雙葉生らしさとはなにか」を熟考してもらいたい
・答えのない問題に、じっくりと時間を割いて取り組むことができるのが、私学のよさ
・女子同士で一緒にいたい、異分子扱いされたくないという、「共同体での同質意識」も強いですしね。ですから、むやみに生徒同士を競わせるようなことはしていません。「あなたはあなたらしくていいのよ」と言ってあげるようにしています。ですから、試験の順位を張り出したり、能力別のクラス分けをしたりすることもありません。
・中学入学時に英語や数学科目の基礎的な部分で個別に面倒を見るなど、勉学面での手助けはきちんと行います。ですが、基本的に進路指導などには口出しは一切しません。生徒の行きたい学校に行かせるように、そのための手助けは学校としては行っています。
・6年間を通してカトリック教育による精神的豊かさや、奥ゆかしさとエネルギッシュが同居する「雙葉生らしさ」を身に付けてほしい。
・在学時にはなかなかわからないことかもしれませんが、大学生になり、社会人になり、さらには母親になったときに、必ず役に立つことだと思います。もしかしたら生徒からしたら、「口うるさい」と思っているかもしれませんが、それでいいのです。この6年間は種まきみたいなものですから。自分が苦境に立たされたときに、ふと、雙葉で学んだことを思い出す。そういう教育でいいのだと思います。

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