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四谷大塚式過去問の進め方

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四谷大塚のHPで過去問対策の進め方について解説がありましたので概要をご紹介。

○志望校の攻め方を考えよう。過去問を制するものが受験を制する!
対策ゼロでの受験は無防備で〝戦場"に出かけるようなもの
 過去問対策が不十分なまま本番を迎えると・・・
 →癖の強い問題に苦戦。本番で実力を発揮できない。
 →得点すべき問題とできなくても合格できる問題の見極めができない。
過去問を解く3つのポイント
 1.志望校の入試問題の出題傾向を掴む
 2.適切な時間配分を事前に把握しておく
 3.自分の弱点や問題点を把握し本番までに克服する

○合格につながる過去問対策実践法
夏休みが明けたらすぐ過去問対策に取りかかろう
 過去問対策はいつ頃からスタートさせるのが理想なのか?
 →四谷大塚の講師陣の見解は、「8月下旬から9月中旬」で一致。
週に1 校・1 年分。そのペースを 最後まで守っていく
 出題形式の癖などを把握するため、過去問はできるだけ多く解いておきたい。
 志望順位の高い学校はおおむね10年~5年分、併願校は3年~1年分が目安。
 過去問対策は、第一志望以外は年内に終わらせることが理想。

○演習と復習のやり方
時間を計りながら本番さながらの緊張感で取り組む
 過去問対策は、本番の予行演習として取り組むべきもの。
 →解き切れなかった問題について、別枠で時間を設けて解かせる。
  その場合は、すべての問題を解くのにかかった時間を記録すること。
  制限時間内に解いたものは赤字、時間外で解いたものは青字で採点。
  赤字のものだけで得点を出すなどの工夫を心がけること。
  制限時間をオーバーした場合は、短縮するためには何をすれば良いか考える。
過去問を解いたらその日に復習を。解きっぱなしはNG
 過去問対策で重要なのは、その後の復習
 →ミスをした問題が正解すべき問題だったのか、それともできなくても合格できる問題だったのかを判断し、間違えた理由や、解法を思いつかなかった理由を分析することが大切。
 →復習ノートをつくり、ノートの片方のページに解答後の解答用紙を貼り、もう片方のページで間違えた問題を解き直す。復習ノートをつくる目的は、『間違いを意識させること』と『間違えた箇所を後で確認する』ため。後日、そのノートを見返すことで復習効果が高まる。解答や解説を確認し、〝なぜその答えになるのか"を理解するところまで持っていく必要がある。

○教科別取り組み方のポイント
【算数】学校ごとの出題傾向を知り、学習のメリハリをつける
 1.自己採点は自分でやるのが基本。ミスへの意識を高め、苦手分野の把握。
 2.志望校の傾向と自分の弱点を踏まえたメリハリのある学習につなげる
 3.解けない難問を見極める目を養う

【国語】言葉を正確に読めているかどうかは音読させればわかる
 1.復習の一環で解答の説明文を音読する
 2.志望順位が低い学校から取り組む
 3.過去問演習以外の日々の学習を疎かにしない

【理科】知識分野のヌケは備忘録をつくってカバーしておく
 1.暗記漏れは備忘録で管理する
 2.一定のプロセスを経て解く作図問題などは、途中の思考や作業のプロセスを必ず余白にメモする
 3.取り組む順番は気にしなくてよい。難関校からでもよい。

【社会】基礎固めが重要。不十分な場合は過去問で基礎を固める
 1.採点は塾講師などに任せる。子どもは甘くなりがち。
 2.古い時事問題は歴史ととらえる
 3.第一志望の問題を計画的に解いていく

○親ができるサポートとは?
基本の心構え:結果に一喜一憂せず、どっしりと構える
 1.結果が悪かったときに心の支えとなる
 2.次につながる一声をかける
 3.試験管の役割を担当する



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