$ 0 0 娘の夏休みの課題図書の1冊、中勘助の「銀の匙」。この本は、かつて灘中学の国語教師であられた橋本武先生が、教科書の代わりに教材として使っていたものです。驚くべきは、中学3年間かけてこの1冊だけを読み込む授業だったということ。そんな本をさらっと夏休みの課題で流してしまうのは、もったいなく思えてしまいます。とは言っても、読み込む力も、余裕もないので、橋本先生のメッセージが詰まった本を購入してみました。