医学部人気ですが、将来は医師が過剰になるとの話もあります。
現に、歯科医師は飽和状態で歯学部の定員削減、歯科医師国家試験もハードルが高くなっているとか。
厚生労働省の調べでは、
・平成26 年12 月31 日現在における全国の届出「医師数」は311,205 人で、「男」247,701 人(総数の79.6%)、「女」63,504 人(同20.4%)。
・主に従事している施設・業務の種別をみると、「医療施設の従事者」は296,845 人(総数の95.4%)、「介護老人保健施設の従事者」は3,230 人(同1.0%)、「医療施設・介護老人保健施設以外の従事者」は8,576 人(同2.8%)。
・年齢階級別にみると、「40~49 歳」が67,880 人(22.9%)と最も多く、次いで「50~59 歳」67,815人(22.8%)、「30~39 歳」64,942 人(21.9%)となっている。
・男女の構成割合を年齢階級別にみると、すべての年齢階級で「男」の占める割合が多くなっているが、「女」の割合は、年齢階級が低くなるほど高く、「29 歳以下」では34.8%となっている。
一方、
・平成26 年12 月31 日現在における全国の届出「歯科医師数」は103,972 人で、「男」80,544 人(総数の77.5%)、「女」23,428 人(同22.5%)。
・主に従事している施設・業務の種別をみると、「医療施設の従事者」は100,965 人(総数の97.1%)、「介護老人保健施設の従事者」は29 人(同0.0%)、「医療施設・介護老人保健施設以外の従事者」は1,540 人(同1.5%)。
・年齢階級別にみると、「50~59 歳」が26,796 人(26.5%)と最も多く、次いで「40~49 歳」22,631人(22.4%)となっている。
・男女の構成割合を年齢階級別にみると、すべての年齢階級で「男」の占める割合が多くなっているが、「女」の割合は、年齢階級が低くなるほど高く、「29 歳以下」では43.6%となっている。
詳細はこちらでご確認ください。
たしかに、今後、医師が増えることはあっても減ることはなさそうです。
人口減少社会であることを考慮すれば、医師の活躍する場が広がっていったとしても、より厳しい競争が待っていることには違いありません。
女性医師のキャリアサポートが今後の課題でしょう。
収入にこだわらなければ、食いそびれる心配はないと思いますけどね。
それに対して、歯科医師は減っていきますので、意外にオイシイかもしれませんね。
手先が器用かどうかが重要ですけど。