先日、慶応SFC中等部が2019年度に募集人員を変更するとの発表をしました。
2019年2月の入試に挑む現小学校4年生から影響するものです。
2013 年4 月に開校した慶応横浜初等部(募集人員: 1 学年 男子66 名, 女子42 名 計108 名)の卒業生を慶應SFC中等部で受け入れるため、一般入試の募集人員が現在の男女約120名から50名も減り、男女約70 名の狭き門となります。
帰国生入試の募集人員については、現在と同じ男女約30 名が維持される一方、英語の試験は、これまで行っている外国語作文とは異なる、英検2 級~準1 級程度の筆記試験(リスニングを含む)を予定しているとのことです。
これにより、難易度が上がることは必至です。
サピックスの偏差値で
男子が58から60程度へ、
女子が60から62~63程度へ
それぞれ上昇するのではないかと思われます。
また、横浜初等部上りが学年の約半数を占めるようになるため、
学校の雰囲気も変わってくる可能性が高いと思います。
これにより、一定割合で敬遠するご家庭も出てくるかと思われます。
これまでであれば慶應SFCに入学できていたであろう50名が他の併願校に流れていくことになりため、他校への影響についても注視する必要があります。
しかしながら、個人的には他校への影響は比較的限定的ではないかと考えています。
影響が出るとすれば、男子は慶応普通部、慶応中等部、女子は立教女学院、フェリス女学院といったところでしょうか。
慶応SFCに通えるエリアの小学4年生の保護者の方は、今後、学校や学習塾から発表される情報にアンテナを張っておきましょう。