いよいよ娘が小学校6年生になるかという頃に書いた「数と率」とのタイトルで書いたブログ記事へのアクセスが、最近になってなぜか増えていたので、読み返してみたところ、今改めて書くならば、もっと強調して書きたい点も、修正したい点もありました。
【強調したい点】
〇学校選びにおいて、「力を伸ばしてくれそうなところはどこかという視点」は極めて大事だと思います。
先輩がどうだ、お友達がどうだ、学校がどうだと言ったところで、結局のところ、自分の子供にとって良い学校であれば「良い学校」なのです。
本人との相性も含めて、「力を伸ばしてくれそうなところ」を探すことが大事だと思います。
〇私の予言通り 渋渋は人気がでましたねー
【修正したい点】
〇「もしも娘の今の学力で男の子だったら、駒場東邦や海城は魅力的な学校です。」と書きましたが、この2校を娘は選択しなかったと思います。
もちろん、一般論として駒場東邦や海城が魅力的な学校であることは間違いないのですが、娘の趣味や性格から、娘が男子だったら、麻布や武蔵を気に入っていた可能性が高いと考えます。この時点では、娘の趣味や性格を、きちっと把握できていませんでした。
偏差値や進学実績を出したのは自分の子供ではないですし、難関校の進学したからとみんながみんな希望の大学に進学できるわけではありません。
学校選びにおいては、お子さんが志望する学校であって、その学校でお子さんが楽しく過ごしている姿をカラーでイメージできる学校を選んであげることが大事だと思います。
〇「桜蔭の大学合格実績は女子校で群を抜いていますが、中学入試のときに群を抜いていた子がそのまま大学入試で実績を上げているだけ」と書きましたが、「だけ」との表現は適切ではなかったと思います。
たしかに、飛び抜けた優秀女子がかなり入学しており、その子たちについては「だけ」と言えるのかもしれませんが、偏差値50台で入学する子も結構いるわけで、そういった子の含めてかなり結果を揃えて出しているのです。
あまり実感しにくいところではあるのですが、また、学校力ではなく塾力ではないかとの僻みっぽい声も聞こえますが、ともあれ、桜蔭は「出口>入口」の学校なのです。