先日行われた第1回合格力判定サピックスオープンの80%偏差値に驚きました。
7月に実施された志望校判定サピックスオープンの80%偏差値から、2月1日の
・駒場東邦で2ポイント低下(60→58)
・広尾学園午後入試で1ポイント上昇(インターSG 58→59、②57→58)
です。
昨年出されていた今春入試の同偏差値は、
2月1日の駒場東邦61、広尾学園(インターSG53、②51)ですから、
この1年間で
・駒場東邦は偏差値が3ポイント低下
逆に、広尾学園午後入試は
・インターSGで6ポイント上昇、第2回入試で7ポイント上昇
したことになります。
ここまで偏差値が異動すると両校の受験に関しては、
昨年までの相場観は捨てた方が良いかもしれません。
駒場東邦志望者にとってはとてもラッキーです。
これまでに以上に強気の併願が可能と考えます。
一方、広尾学園志望者にとっては慎重な志望校選択が必要となります。
場合によっては、今からでも併願校の見直しを必要でしょう。
娘が中学受験をした2年前であれば、特に埼玉や千葉の1月校に通学が困難な神奈川方面の受験生にとって、まず1日の午後で通える学校を押さえたいというところでの広尾学園でした。
しかしながら、ここまで偏差値が高騰してしまうと、広尾学園の午後入試を「押さえ」という認識で受験するのはかなりリスクが高いと考えます。
2月1日に通える学校の合格を取って2日の入試に落ち着いて入るつもりが、2月1日に不合格をもらって2日の入試に引きずるということにもなりかねませんので要注意です。